施設紹介
研究を支える施設環境
本センターでは、材料研究を支えるための高度な実験環境を整備し、
ナノスケールからの構造解析および物性評価を可能としています。
電子顕微鏡観察室、分析装置室、試料作製環境など、
研究目的に応じた各種設備を整備しています。
これにより、基礎物性の解明から応用研究まで、
幅広い材料研究に対応しています。
先端材料科学センターには、物理分析に優れた走査電子顕微鏡(SEM)や集束イオンビームー加工装置(FIB)、透過電子顕微鏡(TEM)などが供えられています。これらの装置は、毎年行われる講習会を受講していただき、利用申請が認められた研究者達が自分自身で操作し、分析を進めます。(大学生、大学院生も講習会を受け、指導教員の指導の下で利用できます。)分析会社に依頼して分析結果を見るのではなく、自分自身で分析装置の利点弱点を理解した上で利用できますので、学生達にとっても意義深い研究を進める場として利用されています。
令和6年度事業概要一部抜粋
先端材料科学センターには,加速電圧200 keVの電界放射型透過電子顕微鏡(FE-TEM),電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM),X線光電子分光装置(ESCA),集束イオンビーム加工装置(FIB),エネルギー分散型X線元素分析装置(EDX)など,多様な先端装置が整備されており,物質表面のナノメートルスケール観察,材料の組成や原子の結合状態の分析,数十nmオーダーの微細加工・構造形成などが可能である。
これらの機器は,材料科学に関する基礎から応用までの広範な研究に活用されており,学内外の研究者による利用も増加している。また,機器取り扱い講習会に加え「材料科学に関する若手フォーラム」の開催を通じて、利用者の技術支援と研究交流の促進を図っている。
近年は、電子線描画装置(EBL),環境可変任意形状微細試料特性評価システム(Prober)等の導入により、材料・物質の分析に傾注してきたセンター機能は,「極微細素子の形成・特性評価」にまで拡張されており,機能性材料やスピントロニクス分野での研究展開や研究交流の活性化にも寄与している。
